【製作キット 付属の型紙を使い手持ちの布で製作する方法】

◆2022.09.12追記◆

2022.09.11に行われたドールショウ67で販売分の製作キットに誤植があります。

誤植は同梱の配置図の上記の型紙です。

前身頃と記載されていますが正しくは『後ろ身頃』となります。

型紙自体の間違いではないので製作には問題ありませんが
ご注意の上、製作されてください。

◆追記終わり◆
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※製作キットの布で一度洋服を作った前提で説明します。
(いきなり手持ちの布で製作するのは難易度高いです)

タイトルそのままですが、キットには配置図という名の型紙が入っています。
その型紙を使い、自分で用意した好きな色の布で製作するやり方を軽く説明します。

まず必要な道具が増えます。

用意するのは「定規」と「熱で消えないタイプのチャコペン」です。

チャコペンはペンタイプでも大丈夫ですし、
画像のペンシルタイプ、鉛筆のものでも大丈夫です。

ただし、熱で消えるタイプのはやめてください。
アイロンを多用するので縫う前に消えてしまいます。

型紙ですが、付属のものを切って使用しても良いですが
元の原稿がなくなってしまい、分からなくなったときに見直せないので
出来たらコピーして使うことをお勧めします。

そのコピーをする際に、コンビニによっては自動で微妙に縮小するタイプのコピー機があるので
必ずサイズ通りに印刷してください。
(多分そういう選ぶ項目があると思います)

正しく印刷できたかどうかは、型紙の上の方に↑の画像の「5㎝定規」が印刷されていますので
それを図ってみると確認できます。
(定規をもってコンビニ行ってもいいかもしれない)

型紙は付属の布と同じように一番外側の線を切ってください。

裁断の仕方ですが布には必ず縦と横があります。
それを間違うと変に伸びたりゆがんだりして完成したりしますので
これを守って裁断しないといけません。

布の縦方向は、布の両端にある「みみ」部分で確認できます。
(みみとは布のほつれない部分のこと)

上の画像の通りなのですが、耳に対して並行の方向が生地の縦です。

そして型紙にもその縦の向きが矢印で書かれています。

裁断する際は、この縦方向同士をそろえて
型紙を布に待ち針で固定します。

柄が印刷されたプリント生地など布の表裏がはっきりわかるときは
必ず「表側」に型紙を固定してください。
(左右で形の違うものがあるので)

表裏の分からない生地は見分ける目安があるものの、
分かりにくいのであまり気にしなくても大丈夫です。
どちらかを「表」と決めて裁断してください。

型紙通りに裁断します。

裁断出来たら、縫い代線を記入します。

必ず「裏」に書いてください。
(待ち針を外して裏返すという意味)

縫い代の幅はそれぞれ違うので
型紙をはかりながら記入してください。
(3ミリ、5ミリ、10ミリのどれかです)

真ん中にダーツがある型紙は、布にその位置を記入しないといけません。

なので画像のように型紙のダーツを切り取ります。

これを裏にした布に乗せて、切ったところををなぞります。

そうすると正しくダーツを記入できます。

また型紙に赤い矢印のところみたいに線が書いてある部分があります。
この位置も書いてほしいです。

この線は「表側」に記入します。

書く際は型紙を布にのせて、少しずらし
チャコペンで記入すると正しい位置に線を書くことが出来ます。

さらに型紙にこういう白丸もあるのですが
生地にこの位置も「点」でいいので記入してほしいです。

この白丸も「表側」に記入します。

ただし、楽に書く方法はないので
目安になる地点を見つけて、そこから〇mmなど
定規で計って印を付けて下さい。

あとは、キット付属の布のときと同じようにほつれ止めを塗って、
同じように製作していってください。

以上、付属の型紙を使い手持ちの布で製作する方法でした。