【必要な道具について】

製作キットで製作するにあたって必要な道具です。
基本はミシンを使用した製作を想定していますが、
手縫いでも製作できます。
そろえてもらう道具は手縫いもミシンも同じです。

男女でも内容に若干の差がありますが基本的には一緒です。


◆ハーネス手作りパンツキット(男の子服)
・ほつれ止め(ピケ)
・アイロン+アイロン台
・裁ほう上手(スティックタイプ)
・手縫い針
・ミシン糸60番 ※グレーキット→黒糸、ブルーキット→生成(出来たら黒糸も)
・待ち針
・ライター
・フリクション(出来たら黒)
・切れ味の良いハサミ
・ピンセット
・失敗したとき用のリッパー
・指抜きかシンブル
・ミシンがあればミシン(根気は必要ですが手縫いでも大丈夫です)

◆ガーリー手作りスカートキット(女の子服)
・ほつれ止め(ピケ)
・アイロン+アイロン台
・裁ほう上手(スティックタイプ)
・多用途接着剤(もしくは裁ほう上手チューブタイプ)
・手縫い針
・ミシン糸60番 ※ピンクキット→黒糸、ベージュキット→生成(出来たら黒糸も)
・待ち針
・ライター
・フリクション(出来たら黒)
・切れ味の良いハサミ
・ピンセット
・失敗したとき用のリッパー
・指抜きかシンブル
・ミシンがあればミシン(根気は必要ですが手縫いでも大丈夫です)

説明が必要そうなものだけ簡単に紹介していきます。

・裁ほう上手(スティックタイプ)

Amazonで売ってます(Amazonの回し者か)
アイロンなしで接着できるという商品ですが、
乾かす時間が必要になってくるため、今回はアイロンを使用し乾かします。

ですが、普通に塗ってアイロンをしてしまうと、
表生地にまでボンドが染み出し、しみになって汚れてしまうので
下記動画のような使い方をします。

ヘラのようなものはキットに入っている台紙で製作できます。
「下準備」の記事で紹介します。

大変お手数ですが必ず動画は見ていただいた後に作業していただければ幸いです。



・ほつれ止め(ピケ)
・手縫い針
・ミシン糸60番


以上のものはできたら百均のものを避けていただければと思います。
特にミシン糸なのですが百均のものは簡単にプチプチ切れてしまいます。
それだけで難易度が上がるので、可能であればシャッペスパンのミシン糸をご購入下さい。
Amazonですと送料もかからないので安く済みます。
(楽天等の個人店ですと厚みの関係でミシン糸1本なのに宅配になってしまいます…)
60番とは色番号ではなく太さです。
この太さですと手縫いでも切れないですし、一般的な太さなので今後も使いやすいです。

※ちなみに夢路はミシンでは90番(60番より細い)、手縫いでは60番を使用してます。
90番で縫うと糸が主張せず繊細な縫い目になるからです。
今後もドール服を縫う予定のかたは90番も買っても良いかもです。

色ですが、女の子服のピンクと男の服のグレーは
「黒糸(シャッペスパンだと色番402)」1本あれば大丈夫です。

女の子服ベージュと男の子服ブルーは
「生成(シャッペスパンだと色番403)」があれば縫えますが、
黒色のリボンを縫う工程があるので、出来たら黒糸も用意してもらえると見栄えが良いかと思います。


・ライター

百均ので大丈夫です。リボンのほつれどめに使います。
画像のようなミニチャッカマンタイプだと火に指が近くなくて
安全に使えます。

※ターボタイプはやめてください。
火が強すぎてやりにくい…というか燃えます。


※お子様いらっしゃるご家庭も多いと思いますので
お取り扱いにご注意ください。


・多用途接着剤(もしくは裁ほう上手(チューブタイプ) ※女の子服のみ

小さなハートのプラパーツや金属製のハートパーツなどを貼り付けるのに必要です。
瞬間接着剤は使用不可です。それ以外のもので用意してください。
実験してみたのですが、裁ほう上手(チューブタイプ)でもしっかり貼り付きました。
メーカーでは推奨されていませんが、ちゃんと張り付くので
もしチューブタイプをお持ちでしたらあえて多用途接着剤を買わなくても大丈夫です。


・指抜きかシンブル

シンブルとはこういった皮などでできた指を保護するものです。
なくても縫えないことはないのですが、
手縫いの際に針のお尻で指を負傷することが多々ありますので
指抜きかシンブル、どちらか用意してもらえれば楽に縫えます。
(特にミシンなしで製作されようと思っている方は是非)

シンブルは指抜きより圧倒的に指になじむので、
指抜きが苦手な方に特におすすめです(夢路もそうです)
こちらもAmazonで手に入ります。


・切れ味の良いハサミ

はさみは先が鋭く、刃が薄いタイプが切りやすいです。
一応百均にも探しに行ったのですがどれも布を切るにはおすすめ出来かねるものでした。
後述するダイソーで見つけた小さいハサミのみ、リボンを切ったりするのに便利でした。

具体的に言うとパッチワーク用のハサミがおすすめです。
上記の写真のものは夢路が実際に使っているものです。
同じものがいいなと思う方はAmazonで大きいものは「シルキー オフィスはさみ」、
小さいほうは「シルキー 手芸はさみ」で検索してみてください。
正直買うのはどちらかだけで大丈夫です。
ただ、1本2,000円ほどしてしまいます…。


・アイロン
・アイロン台


小さいタイプがおすすめではありますが、普通のサイズのものでも大丈夫です。
ただ、やけどが怖いのでスチームは必ず切って作業してください。
画像のものはパッチワーク専用のアイロンです。
小さくて軽くてかなりおススメなのですが、Amazonのレビューを見るとお分かりの通り、
コードの付き方が特殊なので断線しやすく、なによりお値段が高い…。

手芸用のコテという手もあるのですが、付属の台だと大変転がりやすいというデメリットがあります。
もしそちらを購入される場合は安いので良いので「はんだごてのスタンド」を買うと安全に使用できます。
(このパッチワークアイロンを使う前はそのコテとスタンドで実際作業していました)
ただコテもまあまあなお値段しますので、キットだけのために買うのは…といった感じです。

アイロン台はこれまたパッチワーク用が薄くて小さくて便利なのですが、
手芸メーカーさんのはちょっと高いんですよね…。
なのでAmazonで「アイロン台 ちょい掛け」と検索すると
近いサイズの小さいアイロン台が手に入りますので
コテなど小さいアイロンを買われる方はついでに買うのも良いかと思います。


・フリクション(出来たら黒)

太さはなんでも良いですが、色は黒にしてください。
作業しながら見にくいところをこれでなぞって縫って、
最終的にアイロンで消すのですが、黒以外だとうっすら線が残ります。


・待ち針
・目打ち ※不要になりました
・ピンセット
・リッパー

待ち針は映っていませんが、これらのものは百均ので大丈夫でした。
小さいはさみ以外は手芸用コーナーのものです。

小さいハサミは上記の切れ味の良いハサミで代用できるので
必要な道具に記載していませんが、リボンを切るときにとても切りやすかったので
用意しても良いかもしれません。

またピンセットですがどちらかというと「まあ使える」程度な感じでした。
ピンセットの精度は金額と比例しがちなので、
今後も使う予定がありそうな方は
タミヤのものなどちゃんとしたものを購入されても良いかもしれません。


以上が必要な道具となります。
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